【動画解説】危険物取扱者 乙種 物理及び化学③ 密度と比重 Part.2

物理と化学(乙種)
【15分で全て解説】危険物取扱者乙4対策「物理と化学」を15分で1週しよう!まずは全体像をつかむことが大切

ここでは「密度と比重」のPart.2として「蒸気比重」を学習します。(Part.1はこちら)

蒸気比重

「ある気体の重さと、同じ大きさ(体積)の空気の重さとの比率」
→比重が1より大きければ空気より重い、1より小さければ空気より軽い

前回のPart.1で学習した比重は固体や液体の重さと水の重さを比べたものでしたが、蒸気比重は気体に焦点を当てています。とはいえ、考え方は比重と変わりませんので、さくっと理解してしまいましょう。

 

学習ポイント(これをマスターしたらOK)

今回の章では以下の図をマスターすることを目的にしています。

※以下がすべて理解できていたら本章は飛ばしてもOKです。

1. 「蒸気比重」とは、ある気体の重さと、同じ体積の空気の重さの比率
2. この時の空気は0℃、1気圧
3. 1気圧とは海抜0mの気圧のこと。大気圧ともいう。
4. 「蒸気比重」が1より大きければ空気より重い。1より小さければ空気より軽い
5. 第4類危険物のほどんどが蒸気密度1以上。

蒸気比重とは「気体の重さと、同じ体積の空気の重さの比率」

まず初めに蒸気比重のポイントを記載します。

 

1. 「蒸気比重」とは、ある気体の重さと、同じ体積の空気の重さの比率
2. この時の空気は0℃、1気圧
3. 1気圧とは海抜0mの気圧のこと。大気圧ともいう。

以前学習した比重と考え方は同じで、気体を対象としている点が異なります。

「蒸気比重」とは、ある気体の重さと、同じ体積の気体の重さの比較になりますが、毎回まったく異なる物質で比較するのではなく、一方を「空気」で固定するのが一般的です。
(比重の場合は「水」で固定していました)

また、蒸気比重で用いられる空気の基準は「0℃、1気圧」です。1気圧とは海抜0mでの気圧のことを指します。

(比重の時は4℃の水で固定していました)

 

・比重が1よりも小さいと「水よりも軽い → 水と混ぜると浮く」
・比重が1よりも大きいと「水よりも重い → 水と混ぜると沈む」

空気より軽いか重いか

危険物乙種、第4類で出てくるような物質は、ほとんどが蒸気比重1以上です。ほとんどの物質の気体は空気よりも重たいということになります。

比重の場合は、第4類の危険物はほとんどが1より小さかったのとは対照的なので、間違えないようにしましょう。

 

問題 これができたらOK!

  1. 蒸気比重の計算式を答えなさい
  2. 蒸気比重で用いられる「空気」はどのような条件がついているでしょうか。
  3. 蒸気比重が0.5の場合、空気より軽い?思い?
  4. 第4類の危険物であるアセトンの比重は1より大きい。〇か×か。
  5. 蒸気密度の単位はg/cm3である。〇か×か。

 

 

 

回答

  1. 蒸気密度 = ある気体の重さ(g)÷同じ体積の空気の重さ(g)
  2. 0℃ 1気圧
  3. 軽い
  4. 〇 (危険物4類ではほとんどの物質が1より大きいです)
  5. × (比重は無単位です)

リンク

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