危険物取扱者 乙種 物理学及び化学⑦「純物質(単体&化合物)、混合物」 同素体と異性体も

物理と化学(乙種)
【15分で全て解説】危険物取扱者乙4対策「物理と化学」を15分で1週しよう!まずは全体像をつかむことが大切

ここでは物理学及び化学の7回目です。

「純物質(単体・化合物)、混合物」を学習します。

覚えることの多い分野ですが、理解は簡単ですので進めていきましょう。

 

学習ポイントのまとめ

今回の章では以下の図をマスターすることを目的にしています。

※以下がすべて理解できていたら本章は飛ばしてもOKです。

・物質は「純物質」と「混合物」に分類できる
・「純物質」はさらに「単体」と「化合物」に分類できる。
・「同素体」は同じ元素から構成されるが、性質が異なる単体
・「異性体」は同じ分子式であるが、違う性質をしている化合物

物質は「純物質」と「混合物」の2種類に分類できる

物質は「純物質」「混合物」の2種類に分類することができます。さらに純物質は「単体」「化合物」に分類することができます。それぞれを確認していきましょう。

純物質

 

純物質は1種類の物質でできている物質のことです。

純物質は単体と化合物に分けることができます。単体は水素や酸素など単一の元素(厳密には同素体)からのみ構成されるものを指します。化合物は水など複数の元素が化合してできたものを化合物といいます

純物質:
1種類の物質でできている物質。単体と化合物に分けられる。

単体と同素体

「単体」は水素や酸素など単一の元素からのみ構成される純物質です。

 

単体:
単一の元素からのみ構成される純物質

代表的な単体
水素、酸素、炭素、硫黄、アルミニウム、鉄、銅、マグネシウム など

 

単体にはお互いに同じ元素から構成されるが、性質が異なる物質が存在します。

これを「同素体」と呼びます。

例として、黒鉛とダイヤモンドがあります。両方とも炭素でできている単体ですが、黒煙が真っ黒なのに対して、ダイヤモンドは透明度の高い性質をしています。

 

同素体:
お互いに同じ元素から構成されるが、化学的・物理的性質が異なる単体

 

化合物と異性体

化合物は複数の元素から構成される純物質です。代表的な化合物としては水やエチルアルコールなどがあります。

 

化合物:
複数の元素で構成されている純物質

代表的な化合物
水、エチルアルコール、ベンゼン、トルエン、キシレン、アセトン、塩化ナトリウム など

 

「異性体」は、同じ分子式を持っているが、違う性質を示す化合物のことです。

例として、キシレン(第4類第2石油類 非水溶性)を3種類の異性体が存在します。
o-キシレン、m-キシレン、p-キシレンの3種類です)

これらのキシレンの異性体は同じ種類の原子をもっていますが、沸点などの特性がことなります。

異性体:
同じ分子式を持っているが、違う性質を示す化合物

 

混合物

混合物は複数の純物質が混合してできた物質です。例えば水と塩は両方とも化合物(純物質)ですが、食塩水は混合物です。

 

混合物:
複数の純物質が混合してできた物質

代表的な混合物
空気、石油、ガソリン、原油、食塩水、軽油、灯油 など

 

まとめ

1枚にまとめたスライドの再掲です。これをマスターできていればOKです。

問題 これができたらOK!

  1. 物質は「純物質」と何に分類できるか
  2. 「純物質」はさらに2つに分類できる。分類を答えなさい。
  3. 同じ元素から構成されるが、性質が異なる単体を何と呼ぶか答えなさい。
  4. 同じ分子式であるが、違う性質をしている化合物を何と呼ぶか答えなさい。

 

 

 

回答

  1. 混合物
  2. 単体、化合物
  3. 同素体
  4. 異性体

 

リンク

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