【第1回】危険物ってなんだ!?

たまき君の合格への道
たまき
たまき

・・・こんにちは・・・

 

羽里先生
羽里先生

うん?どちら様?

 

たまき
たまき
(この赤い髪の人が羽里先生?)
あ、あの、岸連たまきといいます。

 

羽里先生
羽里先生

あぁ、君がたまき君か。名前は聞いてるよ。それでどうしたの?

 

たまき
たまき
はぁ。危険物取扱者の資格をとれ、と言われまして・・・

 

羽里先生
羽里先生

あぁ、なるほど。

で、君は危険物取扱者の勉強したことあるの?

 

たまき
たまき

ないですね・・・。そもそも文系だし、そんな危険なものとは無縁の生活でしたから。

 

羽里先生
羽里先生

そだろうね・・。
じゃあまずは危険物とは何か?ってところから始めないとね。

 

たまき
たまき

いや、先生!さすがにそれは知ってます!

 

羽里先生
羽里先生

お、そうなの?

 

たまき
たまき

はい、爆薬とか、毒薬とか、毒ガスとか。麻薬も危険ですよね!!うんうん。

 

 

羽里先生
羽里先生

あ、違うわ。

危険物取扱者が学ぶ危険物は消防法上の危険物なんだ。

 

 

たまき
たまき

しょーぼーほー???

危険物とは(危険物の定義)

 

羽里先生
羽里先生

そう、消防法。

 

羽里先生
羽里先生

これから学習する危険物は消防法という法律で定められた物質になるんだよ。

 

たまき
たまき

そうなんですか・・

(なんか随分思ってたのと違うな)

 

羽里先生
羽里先生

そういうこと。

消防法には「別表第一」という危険物の品名が記載されている表があって、そこに記載されているものをいうんだ。

 

Point:危険物の定義

  • 消防法の別表第一に書かれてる物質

 

消防法の原文を確認できるサイトはこちら

危険物とは、別表第一の品名欄に掲げる物品で、同表に定める区分に応じ同表の性質欄に掲げる性状を有するものをいう。(※消防法2条7項より抜粋)

 

危険物の特徴は三つ

羽里先生
羽里先生

危険物は大きく分けて3つの特徴があるんだ。想像つく?

 

たまき
たまき

いいえ、まったく・・・

 

羽里先生
羽里先生

いや、多少はイメージできるでしょ?危なそう、とかさ。

 

たまき
たまき

あ、そうですね。思考停止しちゃってました

 

羽里先生
羽里先生

・・・まぁいいや。

 

羽里先生
羽里先生

で、危険物の特徴としては3つあるんだ。

  1. 火災を引き起こす可能性がある
  2. 火災が拡大する可能性が大きい
  3. 消火が困難である

 

ということだよ。

 

Point:危険物の特徴

  • 火災を引き起こす可能性がある
  • 火災が拡大する可能性が大きい
  • 消火が困難である

 

たまき
たまき

などほど、火災に関する内容が多いですね

 

羽里先生
羽里先生

そうだね!

消防法の第1条を読むとわかるんだけど、、火災から人命や財産を守ることを目的に作られた法律なんだよ。

 

第一条 この法律は、火災を予防し、警戒し及び鎮圧し、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、火災又は地震等の災害による被害を軽減するほか、災害等による傷病者の搬送を適切に行い、もつて安寧秩序を保持し、社会公共の福祉の増進に資することを目的とする。

 

羽里先生
羽里先生

と、ここで注意!!

たまき
たまき

なんですか?

 

羽里先生
羽里先生

消防法の危険物にはガスなどの気体は含まれず、固体、液体のみが対象になるんだ。

 

たまき
たまき

えぇ?でもガスも危ないですよ?ガス漏れとかしちゃうと大変だし。

 

羽里先生
羽里先生

そうだね、でもガスは別の法律で規制されているから、消防法の対象ではないんだ。

羽里先生
羽里先生

これは試験でも狙われやすいから覚えておいてね!!

 

たまき
たまき

はい・・・。

(急に予備校講師みたいなノリになったな)

 

Point:危険物の特徴

  • 危険物は固体と液体だけで、気体は含まれない
【動画解説】危険物取扱者 乙種 物理及び化学① 物質の三態

危険物の分類(第1類から第6類まで)

 

たまき
たまき

なんとなく危険物のイメージはできたような・・・

たまき
たまき

でも、実際にどんなものがあるんですか?

 

羽里先生
羽里先生

危険物は性質ごとに第1類から第6類に分類されているよ

 

Point:危険物の分類(第1類から第6類まで)

  • 第1類 酸化性固体
  • 第2類 可燃性固体
  • 第3類 自然発火性物質及び禁水性物質
  • 第4類 引火性液体
  • 第5類 自己反応性物質
  • 第6類 酸化性液体
危険物取扱者 乙種 法令①「危険物の分類」&「指定数量」

 

たまき
たまき

たった6種類しかないんですか!?

これは簡単ですね!合格が見えました!!!

 

 

羽里先生
羽里先生

いやいや違うって・・・

危険物は第1類から第6類まであるんだけど、それぞれの類の中に多くの危険物が該当しているよ。

 

 

羽里先生
羽里先生

おおよそまとめると、次のような内容になっているんだ。

それぞれの類の名称や特徴、含まれている品名を覚えておこう!

 

類別 名称 特徴 品名
第一類 酸化性固体 それ自体は燃焼しません(不燃)。しかし、酸素を含んだ物質なので可燃物を酸化して激しい燃焼や爆発を引き起こす固体 一 塩素酸塩類
二 過塩素酸塩類
三 無機過酸化物
四 亜塩素酸塩類
五 臭素酸塩類
六 硝酸塩類
七 よう素酸塩類
八 過マンガン酸塩類
九 重クロム酸塩類
十 その他のもので政令で定めるもの
十一 前各号に掲げるもののいずれかを含有するもの
第二類 可燃性固体 着火しやすい固体や低温で引火しやすい固体 一 硫化りん
二 赤りん
三 硫黄
四 鉄粉
五 金属粉
六 マグネシウム
七 その他のもので政令で定めるもの
八 前各号に掲げるもののいずれかを含有するもの
九 引火性固体
第三類 自然発火性物質及び禁水性物質 空気や水と接触して、発火したり可燃性ガスを出したりする物質。 一 カリウム
二 ナトリウム
三 アルキルアルミニウム
四 アルキルリチウム
五 黄りん
六 アルカリ金属(カリウム及びナトリウムを除く。)及びアルカリ土類金属
七 有機金属化合物(アルキルアルミニウム及びアルキルリチウムを除く。)
八 金属の水素化物
九 金属のりん化物
十 カルシウム又はアルミニウムの炭化物
十一 その他のもので政令で定めるもの
十二 前各号に掲げるもののいずれかを含有するもの
第四類 引火性液体 引火しやすい液体。ガソリンや灯油などの液体燃料がこの類になる。その中で、危険な順に細かく分類される。 一 特殊引火物
二 第一石油類
三 アルコール類
四 第二石油類
五 第三石油類
六 第四石油類
七 動植物油類
第五類 自己反応性物質 加熱や衝撃で、分子内に含まれる酸素が助燃剤となることで激しく燃えたり爆発したりする物質。 一 有機過酸化物
二 硝酸エステル類
三 ニトロ化合物
四 ニトロソ化合物
五 アゾ化合物
六 ジアゾ化合物
七 ヒドラジンの誘導体
八 ヒドロキシルアミン
九 ヒドロキシルアミン塩類
十 その他のもので政令で定めるもの
十一 前各号に掲げるもののいずれかを含有するもの
第六類 酸化性液体 それ自体は燃焼しないが、可燃物を酸化して激しい燃焼や爆発を引き起こす液体 一 過塩素酸
二 過酸化水素
三 硝酸
四 その他のもので政令で定めるもの
五 前各号に掲げるもののいずれかを含有するもの
たまき
たまき

え、これ全部覚えるんですか・・・

 

羽里先生
羽里先生

そうだね。

少なくとも、見たときに「これは何類」とわからなくてはいけないよ。

 

たまき
たまき

あ、落ちたわ。もう無理です、諦めます・・。

 

羽里先生
羽里先生

いやいや、早いって これからもっと覚えることあるからさ

 

たまき
たまき

さらにあるのか・・・

 

羽里先生
羽里先生

逆にさ、覚えてしまえば簡単だよ。その点では理系も文系も関係ないから安心してね。

 

たまき
たまき

絶望だ。絶望しかない・・・

 

羽里先生
羽里先生

・・・・・大丈夫かな・・・

【第2回】指定数量を覚えて倍率計算をマスターしよう!
「危険物は種類だけじゃなくて量も大切なんだ!」「いや先生、それ当り前じゃ・・・」 2回目の羽里先生との勉強は「簡単そうで奥深い」指定数量のお話でした。異なる指定数量の倍率計算にたまきも悪戦苦闘。何よりも「指定数量って全部覚えるんですか・・・?」

リンク

危険物取扱者 乙種 法令①「危険物の分類」&「指定数量」

危険物取扱者 乙種 法令②「貯蔵・取扱い施設」 製造所・貯蔵所・取扱所

危険物取扱者 乙種 法令③「設置・変更許可」&「届出・命令」 

危険物取扱者 乙種 法令④「危険物取扱者」&「危険物保安監督者 等」 

危険物取扱者 乙種 法令⑤「予防規程」&「点検」 予防規程と対象施設 、保安検査と定期点検をまとめて解説

危険物取扱者 乙種 法令⑥「貯蔵・取扱いの基準」 

危険物取扱者 乙種 法令⑦「保安距離」&「保有空地」 対象施設の違いと、施設ごとの距離を一覧で理解する

危険物取扱者 乙種 法令⑧「標識&掲示板」 施設毎に必要な掲示も

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